木内貴志作品集TOP > キウチビデオフェスティバル 〜VHSからD1VD−Rへ〜 > キウチビデオフェスティバル2008・アーリーサマー


Kiuchi Video Festival 2008・Early Summer


2008年 VHSビデオテープ、シール、油性マーカー、木材、他  640mm×785mm×115mm



木内貴志による作品解説
「キウチビデオフェスティバル2007」制作後、さらに余ったVHSテープが90本ほどあったので、その小サイズを一年後制作しました。
一年経っても状況はほぼ変わらず、ということでモチーフは同じですが、前回背中向けていた自画像を正面向きにし、テレビに背を向けました。
季節が初夏ということで、法被以外は全裸ですが、偶然にもこのサイズだとシール以外の部分の割合が多くなり、目と股間が隠れるようになりました。
サイズも小さいので、余計な部分は空白にし、自画像とテレビ、ビデオやVHSテープ、DVD−R、ティッシュペーパー、エロ雑誌等、象徴的なものだけ残して描きました。
テレビに映し出されてる画像は、これまた自身の10数年前の姿です。長髪に「NIRVANA」のTシャツで背中向けてます。
サブタイトルは奥田民生の名曲からの引用です。
屈んでる自画像は、何かに耐えてる様にも、自慰行為をしてる様にも、切腹してるようにも・・・見えます?

出品展覧会

「キウチビデオフェスティバル2008 〜VHSからDVD−Rへ〜 」
「「キウチビデオフェスティバル2008 〜VHSからDVD−Rへ〜 」」 2008年9月1日(月)〜9月20日(土) GALLERY wks.(大阪府)